趣旨:実証期間中に把握された利用者の不便・課題を整理し、今後の制度改善に資することを目的とする。
来年の御代田町議会で議論されることを期待してここにメモを挙げておきます。また、この後で議員さんたちの一般質問用の想定Q&Aもあげておきます。
1.予約・即時性に関する課題
現状
原則予約制のため、当日・直前の利用が困難なケースが多い。
予定変更や突発的な移動に対応できず、「タクシー代替」としては不十分との声がある。
要望
空き車両がある場合に限った「即時配車枠」または「当日直前枠」の試験導入。
アプリ上で「現在利用可能/不可」が一目で分かる表示改善。
2.運行時間帯に関する課題
現状
運行時間が8:30〜17:00に限定されており、仕事帰り・夕方以降・日曜祝日の利用ができない。
特に通院・買い物の時間帯と合わないという声が複数ある。
要望
平日のみでも夕方(18時〜19時台)までの時間延長の検討。
日曜・祝日の限定運行(午前のみ等)の実証検討。
3.車両台数・予約競合の問題
現状
稼働車両数が少なく、特定時間帯に予約が集中すると利用できない。
利用者からは「予約が取れない日がある」という不満が出ている。
要望
利用実績を踏まえた時間帯別の増便検討。
混雑しやすい時間帯の事前表示(注意喚起)。
4.高齢者・非デジタル利用者への配慮
現状
アプリ操作が前提となっており、高齢者やスマートフォン操作が苦手な層には心理的・実務的なハードルがある。
電話予約は可能だが、受付時間が限定的。
要望
電話予約の受付時間延長。
家族等による代理予約が可能であることの明確化・周知。
5.制度説明・期待値調整の不足
現状
「ライドシェア」という名称から、Uber等と同様の自由度を想定する利用者が多く、実態とのギャップが不満につながっている。
要望
「予約制・万能ではない生活支援交通」であることを強調した説明資料の整備。
利用できないケースをあらかじめ明示する広報の強化。
6.利用後フィードバックの仕組み
現状
運転・対応・利便性に関する利用者の声を体系的に収集する仕組みが弱い。
要望
簡易な利用後アンケート(任意・短時間)の導入。
安全面・接遇面の最低基準の見える化。
総括(要点)
本事業は、交通弱者の日常生活を支える重要な取り組みである一方、
現状では「便利だが自由ではない」「使える場面が限られる」という評価が多い。
実証期間中に上記課題を検証・改善することで、制度への理解と満足度は大きく向上すると考えられる。
以上。
