首相のバッグは、御代田で縫われている

やまゆり公園の隣。門の前を通り過ぎたことのある人は多いはず。「濱野皮革工藝(はまのひかくこうげい)」の軽井沢工場。所在地は御代田町大字塩野字久古池3036-43。 ここで縫われたバッグが、いま首相官邸を毎日出入りしている…

電柱のある風景は、誰が決めているのか

📖電柱のある風景は、誰が決めているのか 御代田の道を歩くと、電柱が並んでいる。 あまりにも当たり前すぎて、疑問に思ったことすらないかもしれない。 でも世界を見渡すと、ロンドンもパリも香港もシンガポールも、電柱がない。 電…

御代田町で始まった「予約制の相乗り型生活支援交通」について

御代田町の公共ライドシェア実証運行を使った体験内容を要約する。

公共ライドシェアは町民限定で、町内のみ移動可。月〜土の8:30〜17:00運行、料金は400円。利用には事前予約が必須で、アプリか電話で2営業日前〜1時間前までに申し込む。当日は指定場所に車が迎えに来て、支払いはアプリか現金。

利点は、玄関先まで迎えに来てくれる柔軟性と、町内の通院・買い物に便利という点。ただし「思い立ってすぐ乗れない」「運行時間が短く、日曜休み」「台数不足で予約困難」「アプリ操作の壁」「Uber的な自由度と誤解されやすい」「運転の質や車両にばらつき」「行ける範囲が分かりにくい」といった不満が利用者とドライバーから出ている。

根本原因は制度設計の期待値と実際のサービスレベルとのズレにある。目的は観光便利化ではなく「車を持たない住民の生活移動の最低限確保」。改善には、即時配車枠、運行時間延長、日曜対応、台数増便、混雑可視化、電話受付拡大、利用制限の明示、安全基準とフィードバック導入などが望まれる。

筆者の実感としては、昼は買い物往復に助かるが、佐久医療センターへ行けないのが辛い。夜飲みに出たい時にも使えると嬉しい。

制度の限界を認めつつも、地域の交通インフラとして成熟させる余地が感じられる。